就活コラム

【あなたのその行動、大丈夫!?】グループディスカッションのポイントvol.2

ヒロガレ学生スタッフ

「なかなか選考に残れないな」と悩んでいるあなた。グループディスカッションで無意識にNG行動してしまっていませんか?

今回は、グループディスカッションのポイントvol.2です!

1,そもそもグループディスカッションって?

【グループディスカッションの種類】

①課題解決型:企業の課題に対して、解決策を考案するものです。

②自由討論型:正解のない抽象的なものが多いです。ここでのポイントは、グループメンバーと共通認識を持つために、定義決めをしっかり行うことです。

③売上アップ型:ある商品の売り上げをあげるための施策を考えるものです。ターゲットを絞って具体的な施策を考えることがポイントとなります。

④新規企画立案型:新規企画を考案するものです。インターネット活用が許可されている場合は、データを活用して提案していけるとより説得力の増す企画にできます。

【流れ】

①自己紹介:よい雰囲気づくりのためにも、自己紹介は行うようにしましょう。(議論の時間が短い場合は、名前のみの自己紹介にするなど、調整してください。)

②役割決め:効率よく議論を進めるためにも、役割決めをするようにしましょう。

③前提条件確認・定義決め:グループメンバーで共通認識を持てるようにしましょう。

④時間配分決め:何分でアイデア発散・収束し、発表練習を行うのか事前に決めておくことで、時間を有効に使えます。

⑤アイデアの発散:出てきたアイデアは否定せず、雰囲気作りを大切にしましょう。広がりすぎたときは目的を再確認しましょう。

⑥アイデアの収束・まとめ:グルーピングや因果関係など、アイデアの整理をしましょう。

⑦発表:発表の必要がない場合もありますが、ある場合は発表練習の時間も取れたらよいでしょう。

【役割】

・司会/ファシリテーター:話をまとめ、進行する役割です。傾聴力や臨機応変に判断するスキルが必要です。

・書記:要旨をわかりやすく記録する役割です。記録することに専念しすぎず、発言することも大切です。

・タイムキーパー:徹底した時間管理をします。時間管理をしながら他の人をサポートできるようにしましょう。

・発表者:プレゼンを行います。ただ読み上げるのではなく、自分なりの言葉で話すことがポイントです。

2,グループディスカッションでのNG行動

【役職につきたがる】

自分に適した役割・その場で必要な役割を冷静に判断しましょう。

【論破する】

自分と意見が異なっていても、否定するのではなく、相手の意見からヒントを得たり、活かせるポイントを見つけたりするようにしましょう。

【話しまくる】

論点がずれないように意識しながら、流れを作る発言をしましょう。メンバーの意見を聴く姿勢も大切です。

【発言しない】

自分の意見はきちんと言うようにしましょう。すなおに考えを言えることは大切です。

【最後にひらめく】

論理的に協調性をもって意見をまとめていくことが重要です。特に、時間制限があり、チームで1つの答えを出す場面でのこの行動は、意見がばらついてしまう原因となるので気を付けましょう。

3,意識したらよいこと

【評価ポイント】

・コミュ二ケーション力

ビジネスでのコミュニケーション力、つまり、自分と相反する意見を持つ人を納得させられる力が重要です。自分の考えをいかに相手に伝わりやすく話すことができるかがポイントです。根拠とともに伝えられたら良いでしょう。

・協調性

”チームで”議論を進行することが必要です。他人の意見をくみ取り、全体に反映できるようにしましょう。チームとしてのバランスを考えながら参加できると良いですね。

・リーダーシップ

チーム全体で成果を出すことを考えて柔軟に行動できることがポイントです。メンバーひとりひとりの力を最大限に引き出すことが大切です。もし発言量の少ない人がいたら、名指しで意見を聞くと良いでしょう。

【意識すべきこと】

・フレームメーカーになる

議論を進めていく中で、論点がずれていないか振り返り、議論の進め方を見直すことができると良いでしょう。

・アイデアメーカーになる

たくさんの意見を出せると良いでしょう。

・ムードメーカーになる

みんなが意見を出しやすい雰囲気作りを意識すると良いでしょう。

上記の3点のうち、1つでも多くのことが達成できると、議論により貢献できるようになるでしょう。

4,まとめ

今回は、グループディスカッションのポイントについてご紹介しました。議論の進め方がわかっているだけで、話の流れを作ることができ、議論に貢献することに繋がるでしょう。

また、ご自身のグループディスカッション選考ではNG行動してしまっていませんでしたか?もししてしまっていたら、次回から意識してみてください。

それでは、就活生の皆さんの輝かしい未来を願っています。

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